東京ディズニーリゾートに詰まった知識を発掘して、ディズニー内外の文化を見つけますrss

2013年3月26日

月刊ディズニーファンの電子版と雑誌版を比較する

講談社から月刊ディズニーファンの電子版がアップルのNewsstandで配信開始しました。本屋さんで買える雑誌版と電子版を比較してみました。

リンク:iTunes App Store:ディズニーファン

発行日は2013年3月25日、全152ページになっています。雑誌版は22日発売、154ページです。

機能的にはコンテンツの目次があるのが地味にいいかも。電子書籍らしいです。ただその分、掲載ページ数も変わってることもあってか雑誌版の目次ページは電子版にはありません。

そしてディズニーファン的には「見開きの継ぎ目のない写真がアップで見られる」というのがかなりのメリットだと思います。持っているiPadはRetinaではないのですが、Retinaディスプレイでどう見えるかが気になります。 特にイベントの速報などの場合は公式の宣材写真が使われたりするのでこれを大きく見られるのは嬉しいです。

内容はだいぶ減るのかなと思っていたんですが、雑誌版のほとんどが収録されています。 ただ、権利的な理由か一部電子版にはないものがあります。電子版1号目となる2013年5月号では、

  • 目次ページ
  • 楽譜
  • シュガー・ラッシュの1ページ(3ページ中)
  • 広告の半分ほど
  • 裏表紙(広告)
  • 表紙裏・裏表紙裏(広告)

が雑誌版にあって電子版にない差分になります。ないページは見開きの場合はスキップしてあって、片側の場合は雑誌名ロゴのページなどで差し替わっています。


*記事にぼかしかけてます

なくなってる『シュガー・ラッシュ』のページはソニックやザンギエフの居る劇場ポスターが掲載されているページなので、それが理由かと思われます。 広告は全面でないものは残っていたり、後半のDS版マジックキャッスルやザ・ベストBD/DVDのページは広告だと思うんですがそのまま掲載でした。 純粋な広告ページかディズニーファン誌が入ったタイアップページかによっての線引きのようです。 楽譜は権利的に配信は難しそうですが頑張ってほしいところ。

面白いところでは付録の絵葉書とアンケート葉書が収録されてました(プリントアウトはできないですが)。ピンナップも入ってるので、なるべく雑誌版と同じようにしてるのは素敵です。

楽譜と広告(といってもファン的にはグッズ情報に近い)は悩みどころですが、そこが気にならなければ場所を取らないのでオススメできると思います。

雑誌版より発売日が遅いのもあって速報性は難しいですが、電子版が伸びていくと誌面も変わっていくかもしれません。

2013年3月12日

ウォルト・ディズニー・ピクチャーズのクレジットを紐解く

映画の冒頭に流れるウォルト・ディズニー・ピクチャーズのクレジットはほんの30秒ほどですが、実にいろいろなディズニーな要素が登場して気持ちを高めてくれます。

いかがでしょう。なんとなくディズニーっぽいと感じると思いますが、どれだけ詰まってるのかを分解してみたいと思います。

まず始めに見えるのは2つの星、"右から2番目の星"(second star to the right)を思い浮かべます。

大きな星と少し離れて小さな星というのが『ピーターパン』の作中に出てきます。同じ世界観の『ティンカーベル』でも同じ配置です。この後の風景は『きみも飛べるよ(You Can Fy!You Can Fy!You Can Fy!)』のシーンを思い起こさせます。この星の配置は『プリンセスと魔法のキス』でも別の解釈でチラリと出てきます。

雲をくぐってカメラが降りてくると遠くには海が見え、河にはちょうど出港した帆船が見えます。帆船はディズニーランドのコロンビア号に似ています。橋には鉄道が走っています(馬車もいいですがここは鉄道ですよね!)。さらに街の光も目に入ります。この街の建物ももしかしたらなにかが隠れてそうです。

次に登場するのがディズニー・パークスの旗!各国のお城に飾られているエンブレムと同じものです。

この紋章はもちろん東京のシンデレラ城でも見ることができます。旗と同時に音楽は聞きなれた曲"星に願いを"に変わります。

花火が盛大に上がるなかカメラが引くとお城全体が見えるようになります。見たことないお城ですが"ディズニーのお城"だと思うはず。

よく見るとこのお城には「シンデレラ城」と「眠れる森の美女の城」の両方のモチーフが入っています。正面と右側はシンデレラ城。左側や城壁左右の塔は眠れる森の美女の城からとってきているようです。パリと上海も少し入っていますね。

そしてキラキラと光るものが飛んでいます。妖精です(ティンカーベルと言ってしまってもいいのかも)。最後の花火は丸3つでミッキー型になっています(偶然かもですが狙わないとこうはならないだろうなと)。

妖精がピクシーダストでお城の上に弧を描くのは以前のウォルト・ディズニー・ピクチャーズと同じです。ちなみに大きな画面で見てるとこのあたりでちょうど列車が駅に到着しているのがわかります。さあ準備万端。

こちらは昔からディズニー映画を見ている人には懐かしいオープニングクレジット。

ここまできてやっとロゴです。なんという情報量!

これほど一度にディズニーなものを見せてくれるのもなかなかありません。映画本編の前にじっくりと隅々まで観て楽しみましょう。

2013年3月11日

ウォルト・ディズニー・ピクチャーズのクレジットアレンジ集

映画の冒頭に出てくる配給会社のクレジット。ディズニー映画の場合はお城と配給会社ウォルト・ディズニー・ピクチャーズのロゴが出てきます。以前は青い背景に白いお城のロゴマークのでしたが、2006年の『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』から現在のリアルなお城が使われています。

作品によってこのクレジットに遊びが加わっているアレンジバージョンがあります。作品の冒頭に合わせて音楽だけ変えたものもありますが、せっかくなので小技が効いたものをまとめて観てみましょう。

パイレーツ・オブ・カリビアン デッドメンズ・チェスト(Pirates of the Caribbean: Dead Man's Chest)2006年

まずは一番スタンダードなもの。初めて観たときには一気に豪華になってびっくりしました。まさにディズニーと思わせるものが詰まってます。

サンタクローズ3/クリスマス大決戦!(Santa Clause 3: Escape Clause)2006年

お城がスノーグローブのなかに。ちなみにサンタ"クローズ"となっているのはこれが正しくてClause(条項)となってる原題から。意味は観てみるとわかりますので1からDVDを。

魔法にかけられて(Enchanted)2007年

ディズニー・クラシックスのオマージュやパロディがたくさん出てくる本作らしく、初期のプリンセス作品のオープニングのようなシーンにつながります。

ベッドタイム・ストーリー(Bedtime Stories) 2008年

魔法使いの弟子(The Sorcerer's Apprentice) 2010年

花火の音が魔法で出した花火のような効果音に。

トロン:レガシー(Tron:Legacy) 2010年

これはホントにカッコいい。色が変わってるだけでなくお城の形が変わってるので一番手がかかってるバージョンになっているかと思います。

少年マイロの火星冒険記3D(Mars Needs Moms! )2011年

Prom 2011年 ※日本未公開

パイレーツ・オブ・カリビアン 命の泉(Pirates of the Caribbean: On Stranger Tides)2011年

一番目立つ旗以外にもポイントがあって見つけたらきっとニヤリとしますよ。

ジョン・カーター(John Carter) 2012年

同じ火星が舞台のマイロに似てますがよりシリアスな赤。そしてロゴが"Walt Disney Pictures"でなく"Disney"に。この頃からブランド戦略?のためか"Disney"という表記になっていきます。

マペッツ(The Mupperts)2012年

ロゴが"Disney"となっているノーマルバージョン。

フランケンウィニー(Frankenweenie)2012年

白黒の本編に繋ぐ白黒なアレンジ。ティム・バートン作品にピッタリ。

これからの作品だと『オズ はじまりの戦い』と『シュガーラッシュ』にもクレジットのアレンジがあるので是非劇場でチェックしてみてください。

2013年2月26日

ディズニアナ・ファン・フェスティバル2013 聞いたことメモ

2013年2月25日のディズニアナ・ファン・フェスティバル2013のオープンプログラムに参加してきました。

今回のプログラムの30周年プレビューの展示で嬉しかったのがイベントとグッズの担当の方がついてざっくばらんにお話を聞くことができたことです。担当の方に聞いたことを忘れないうちに共有します。(写真はクリックで大きいものを別窓で)

※記憶を元にした書き起こしなので公式なものと異なる場合があります。

公式サイト:東京ディズニーリゾート・ディズニアナ・ファン・フェスティバル | 東京ディズニーリゾート

30周年、ハピネス・イズ・ヒアについて

ハピネスとは何か、ハピネス・バルーンとは何か
ハピネス・バルーンはゲストやキャラクターが感じたハピネス、幸せな体験の瞬間が具現化したもの。風船がモチーフになっているけれど、ただの風船ではない。ハピネスの瞬間に自身から胸から飛び出すもの、様々なハピネスがあっていろんな色がある。 ハピネス(・バルーン)はパーク側・ゲスト側のどちらからどちらへというわけでなく双方から(ゲストからもキャストからもキャラクターからも)いろんなのきっかけで生まれるもの。また、ハピネスは「共有する」、ハピネスを一緒に体験する、というを大切に考えている。 ハピネスを共有する、というのはキャッチコピーの「さあ、いっしょに。」へつながるんですね。ハピネス・バルーンの生まれ方はちょっとキングダムハーツの「心」を思い出しました(笑)。

30周年のデザインや衣装の特徴など

これまでベースカラーでまとめてることが多かったが、ハピネス・バルーンのコンセプトからイベントとしてはカラフルにすることが決まったので、そのなかでもキャラクターが映えるようゴールドを基調にした衣装にデザインしている。

キャッスルショーについて

アニバーサリーのキャッスルショーを公演しないことには内部でも意見が賛否ある。主にキャパシティからそれを目的に来園するゲストに応えられない。運営の上で先着順か抽選かという選択になって現状の抽選も(ベターではあるが)ベストでないとは認識している。何度も聞かれたんだろうなぁという。内部でもやりたい派の人がいるらしい。

七夕プログラムについて

今年はイースターができないのもあって、毎年好評いただいているので長く開催することになった。

スター・ウォーズのキャラクターについて

ダース・ベイダーはテストとしてグリーティングを実施したことがあるが現状ではまだ何かお話しできることがない。アトラクション周辺は出せる場所がなかなか...。スター・ウォーズ衣装のディズニーキャラクターもジェダイミッキー、レイアミニー、ベイダーグーフィー、トルーパードナルド、あとは変わりどころで最近はヨーダスティッチもいますよね。ヨーダスティッチはグッズには出ることになるんじゃないか。ん?!には?!あまり詳細ツッコメない雰囲気だったんですがどっちに転ぶのか。期待して祈るしかない...。

かわいくなったマリーは登場しますか

パリの、ですよね。まだパリで初めて登場したばかりなので未定です。

バルーンは大丈夫そうか(ヘリウム供給問題)

現在も販売休止しているが再開などはまだわからない状況。いろいろ手を尽くしてますが...。

コンセプトアートやデザイン画や見れる機会は少ないので書籍にまとめたりして出してほしい。

今日話したなかでそういうご要望をたくさんいただいた。完成版以外のものをお見せするのは、特にロゴについては初めての試み。こういった場以外でそういった声を聞く機会が少なく、もし他で届けるとしたらゲスト相談室になるが要望してほしい。

今後のディズニアナ・ファン・フェスティバルについて

もともと2年ごとの開催を想定している。今回2013年まで3年の間が空いたのは震災の影響から。今回が好評ならまた次は2年後に開催できると思う。D23 Expo Japanを知る前に聞いたので、そちらとの絡みがどうなるかは聞けなかったです。

D23 Expo Japanについて

D23 Expo Japanはディズニアナの盛り上がりが佳境になった今日(2月25日)のタイミングでの発表(公式サイト:D23 Expo Japan公開)となった。すでに告知通りの予定で動いている。ウォルト・ディズニー・ジャパンが主催でオリエンタルランドは協力というかたち。本国のD23 Expoと同じように展示+講演の組み合わせで、講演の方が割合は大きいかもしれない。講演場所は舞浜アンフィシアター、客席と近い会場なので楽しんでもらえると思う。
この後、夜のセレモニー中に壇上で発表がありました。テーマパーク、映画、インタラクティブ、ディズニーのすべてと言っていたのでラインナップ的には米Expoに近いのかな、という印象。

そのほか、ハピネス・イズ・ヒア(パレード)は英語歌になる、ジュビレーション!のような停止はなし。テーマソングをMISIAのような歌手が歌うのもなし。衣装デザインはファンタズミック!と同じ方っぽい(明言はできないよう)。

スペシャルグッズ

グッズは600種類以上が登場して、シリーズは大きく2種類、イラスト・絵柄的には4種類。

  • メインアート
    • ポスターベースの30周年衣装のキャラクター
    • ハピネスバルーン
  • ヒストリー
    • 30種類のミッキーマウスの衣装
    • ミッキーのいるロゴやイラストのコラージュ

一番人気がありそうなのはヒストリーのミッキーの衣装シリーズだろうなぁと思いました。

面白そうだったのはメディコム・トイから出る、ファンダフル・ディズニーもしくは年間パスポート限定受注生産のアクションフィギュア。 以前香港のHOW2WORKSから出たアクションフィギュアの30周年スペシャル版。顔を現在のものに合わせてオリジナルで刷新して、ボディにも調整を加えたもの。 衣装はちゃんと布でできています。箱もかわいい。2013年4月1日から受注開始、24,000円(税込)。

カスタマイズ系はイニシャルバルーンとキャラクターのチャームを組み合わせたキーホルダー、チェーン。

スペシャルメニュー

ポップコーンバケットはバルーン型とヒストリー柄三段。ポップコーンバケットのストラップのアクセサリはミッキーからスタートして、シーズンごとに追加で販売されます。スーベニアプレートのほかランチボックスとランチバックがちょっと気になりました。

クロージングセレモニーでの発表でしたが、ミッキーブレッドサンドはテーマランドをイメージしたサンドが期間を区切っていろいろ登場するとのこと。

ほかの方のレポート

dpost.jp オープンプログラムに参加してきたぜ!
flickr: yoshi_imagination ディズニアナ TDR 30周年展示


2012年7月 6日

ディズニーの独立記念日

7月4日はアメリカの独立記念日です。ディズニーランドとウォルト・ディズニー・ワールドでも盛大にお祝いされます。2012年はディズニーランドは1日から、ウォルト・ディズニー・ワールドでは3日から特別プログラムが行われました。

アメリカは愛国心を示すことをためらいません。移民の国ですからそうしないと成り立たないという面もあるでしょうけれども、アメリカ人は特に自分の国が大好きと言っていいでしょう。どのくらい好きかというとこんなピンボードの写真がまとまるくらい好きです、やることが極端です(笑)。でも国旗が好きというだけでおかしなレッテルに繋がるよりいいかなと思います。

そんなアメリカのなかでもディズニーはパークのアトラクション『大統領の殿堂』や映画の『ナショナル・トレジャー』などで溢れ出る通り、アメリカに対する想いは強い企業でしょう。ウォルトがディズニーランド開園のスピーチのなかで

Disneyland is dedicated to the ideals, the dreams and the hard facts which have created America.
(ディズニーランドは、アメリカを築いた理想、夢、そして厳しい現実に捧げるものです。)

と触れています。

アメリカは間違いや行き過ぎをする国ですが、理想のために現実に全力で立ち向かう、という姿勢は好きです。そして私がディズニーを好きな理由に「アメリカ的精神を国よりも優先して実現するのでは」という期待があります。人類の未来を大真面目に見てるEPCOT、自由の掴み方を説くアラジン、世界を願うセブンライツ・オブ・クリスマス、など理想をたゆまず伝道するのがディズニーの強さです。こんな時代ですが、未来のための正しい選択できるよう"ディズニーランドで捧げたもの"を更に前に進めていってほしいと思います。


ディズニーランドの"Disney's Celebrate America"

ディズニーランドでは"Disney's Celebrate America! - A Fourth of July Concert in the Sky"が公演されます。"God Bless America"や"The Yankee Doodle Boy"など始まってアメリカらしい選曲とともにお城は赤白青の星条旗カラーに染まります。上がる花火も星条旗カラーのセレクトです。

参考:Wikipedia: Disney's Celebrate America 選曲が載っています。


ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャーの特別版"World of Color"

パラダイスベイの"World of Color"にプレショーが追加されます。噴水は赤白青のライティングで通常にはないパイロも加わった豪華版です。投影される映像はアメリカの空港の入国時に流れているプロモーション"Portraint of America"を思わせます。アメリカ!アメリカ!



マジックキングダムの"Disney's Celebrate America"

マジックキングダムではディズニーランドと同様に"Disney's Celebrate America! - A Fourth of July Concert in the Sky"です。通常のシンデレラ城後方の花火だけでなく、横や後方からも花火が上がり花火に包まれます。最近は"The Magic, The Memories and You!"で新しいプロジェクターが入ったので星が投影されるととてもクッキリです。


EPCOTの"the Heartbeat of Freedom"

EPCOTでは"IllumiNations:Reflections of Earth"のフィナーレに続き、"the Heartbeat of Freedom"と銘打ってパイロと花火で自由を讃えます。締めはリパブリック讃歌が歌われてアメリカ館の後ろに大量の(ホントに大量の)花火が上がります。

また、アメリカ館周辺では愛国者衣装のキャラクターグリーティングやアトモスフィア、コンサートなどが行われます。


ディズニー・ハリウッドスタジオの"Rockin' 4th of July Celebration"

ディズニー・ハリウッドスタジオではアメリカの自由をロックで祝います。ロックンロールの名曲から始まって花火をバックにしたコンサートです。


セブンシーズラグーン

マジックキングダムの前の湖「セブンシーズラグーン」ではマジックキングダムの花火に合わせて、水上にライトアップされた国旗のバージが並んで音楽と一緒にお祝いします。



ディズニーランド・パリの独立記念日

実はディズニーランド・パリでも7月14日のフランスの独立記念日(革命記念日)にはお祝いする特別な花火のプログラムがあります。フランスらしい選曲での花火のショーです。


日本でも国歌を流せとは言いません(パリも国歌は流れない)ので、洒落たディズニー流のお祝いを日本でもやってほしいなぁと思います。フェスティバル・アメリカなら昔はやってたんですけどね。



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