週刊少年ジャンプで連載された作品です、本誌では未完(蜜柑)のまま終了。霊や精霊と対峙する職業であるシャーマンを扱った作品で、世界各国の宗教や伝承などがモチーフに取り上げられています。日本のイタコ、占術、錬金術、メキシコのカラベラ人形にメソポタミア神話など様々。異なる宗教の死生観を物語にうまく取り上げた後半はただただ素晴らしい。
なぜ舞浜なサイトに突然に少年漫画(しかも、いわゆるバトル漫画)が出てくるのか?と思う方も多いかと思います。ディズニー作品が訴えることの1つに「信じれば夢は必ずかなう」というものがありますが、本作のテーマがそれと共通するところがあるのです。それは「全ては思い一つ」というもの。何かを叶えるのは自分次第、かなうか、かなわないか、を決めるのは自分であって他人や数字や常識ではないと。
ディズニーのそれを聞くと「お星様に願い事をすればかなう(かなっちゃう)」かのような印象を持っている人はいるかもしれませんが、決してそうではありません。ディズニー文化のオリジナルであるウォルトの成功はもちろん運や時代も絡みますが、数多くの辛酸をなめながらも不屈の情熱で駆け上がったがための結果です。今はなきビジョナリアムでも言っていましたね、「ビジョナリーとは、(中略)、夢を現実に変えるため、決して諦めず、努力し続ける人」。現在、公演中の『ディズニー・ドリームス・オン・パレード』でも「夢を見続けよう」(ここは「信じ続けよう」の方が適切とは思ってますが)というセリフが出てきますが、自分の夢を5年・10年と見続けることがどれだけ難しいことか。
ということで、未見の方は是非ともどうぞ。