ディズニー長編第9作。原題は"Fun and
Fancy Free"、1947年公開。長編というか中編の2本立てで、『ボンゴ』と『ミッキーと豆の木』が入っています。『ボンゴ』はジミニークリケットが、当時の人気腹話術師"Edgar
Bergan"(:エドガー・バーゲン)と彼の人形が話しをしてくれます。
『ボンゴ』の原題は"Bongo"。サーカスで大活躍する小熊のボンゴは大人気のスターでしたが、忙しく各地を渡り歩くサーカスに捕われの身でした。ある時、自由を求めて移動中に逃げ出し、山の中で野生の熊たちに出会い、メス熊ルルベルに恋をします…。水の表現が恐ろしく素晴らしいシーンがあって驚き、どうやって撮ったんでしょうか。ストーリー的にははまあまあ、一輪車に乗るボンゴはカワイイです。
『ミッキーと豆の木』はグリム童話『ジャックと豆の木』をベースにした、ミッキー・ドナルド・グーフィーのいつもの3人が活躍するお話、原題は"Mickey
and the Beanstalk"。ミッキーが長編に登場するのはこれで二度目。すでに現在のお人よしキャラが定着気味です。その分、ドナルドのドタバタが冴えてます。巨人ウィリーはとぼけてお茶目なヴィランズで、『ミッキーのクリスマス・キャロル』にも精霊役で登場しています。
日本では長編DVDは未発売。中編として『ミッキーのジャックと豆の木』(邦題が変わった!)が発売されているので、そちらは手に入れることができます。ただ同時収録されているのは『ボンゴ』ではなく、ポエムが好きな優しいドラゴンのお話「おちゃめなドラゴン」が収録されています。また、「ミッキーマウス
/ カラー・エピソード Vol.2」でより公開時に近い『ミッキーのジャックと豆の木』を観ることができます(「とっておきの物語」ではエドガー・バーゲンのシーンがスクルージに差し変わっています)。『ボンゴ』はVHSレンタルで観るしかなさそう。