『ラブ・バッグ』シリーズの3作目、原題は"Herbie Goes to Monte Carlo"、1979年公開。パリをスタートしてモンテタウンモンテカルロを目指すフランス縦断レースにカムバックを狙いにやってきたアメリカのレーサー
ジムとメカニック ウィーリーのコンビ、もちろん車はハービー。開会式で2人がインタビューを受けるその頃、世界一のダイヤモンドが会場近くの建物で盗まれる事件が発生。しかし、ドジを踏んだ泥棒2人組みは近くに停めてあったハービーのオイルタンクにダイヤを隠すことになるが…。
まったくどういう経緯かまたもや持ち主が変わっているハービー(いろんな歴史のあるパラレルワールドなんでしょう)。ハービーのシリーズはコメディ色が強いですが、本作はもうライヴアクションというよりカートゥーンを観ている気分です。今回は長距離レースと泥棒との追いかけっこ、更にハービーの恋が絡んでストーリーが進みます。ハービーが恋したのは心のあるランチア。2人(台?)は主人を放ってデートに出かけたりかなりやりたい放題。
シリーズ+リメイク含めてレースシーンが一番多そうなんですが、レースシーンはよく撮ったなあ、というシーンばかりで普通に速い、気持ちいい。街道を走るさまは見とれてしまいます。コース取りとかもオォッと思う。このハービーの運転技術は現在撮ることができるんでしょうか?(ウィリーで長く走るとかって今ならCG使っちゃうんでしょうけれど…)。表情豊かでハービーが人気だった理由がよくわかる作品。一番の主役はハービーなんですが、ドン・ノッツもいい(ドン・ノッツは『チキン・リトル』の町長ターキー・ラーキーの声をやってます)。日本語を吹替してる方も超ベテラン。「ちょっ」「おまっ」が出てきてつい巻き戻して見てしまった(セリフ分かれてますけど、実際に言ったらあんな感じなんでしょう)。