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OLC第52期(2011年度)定時株主総会の備忘録

2012年6月28日に行われたオリエンタルランドの株主総会にコッソリw行ってきました。

他の方のレポートはこちらにも。

質疑応答まではOLCのIRサイトでオンデマンド配信があります。→オリエンタルランド:株主総会

監査報告、質疑応答の回答以外は一貫して上西さん進行でした。冒頭にレイジングスピリッツで発生した事故の報告・お詫びがありました。

株主総会の内容

  1. 開会
  2. 監査報告(土屋監査役)
  3. 報告事項の報告
    1. 事業報告(VTR)
    2. 中期経営計画
  4. 決議時候の議案の内容説明
  5. 議決権数集計結果の報告
  6. 質疑応答
  7. 議案の採決
  8. 閉会

質疑応答

これまで伝え聞く質疑応答はとてもひどいものだったので、心配期待していたのですが、やっぱりそんな質問が多かったです。でも株主総会らしい質問もありました。

※録音禁止なので記憶に基づいて書いてます。表現・言い回しは実際と異なっていて正確ではありません。参考に留めてください。

質問1:レイジングスピリッツの事故について。安全・安心あってのおもてなしだが、それがおそろかになってないか。もし乗ったまま進んでいたらどうなってしまっていたのか。原因はヒューマンエラーとなっているが人は必ずミスをする。ハード面で対策は行ないのか?
回答1:安全・安心は整備として日々考え、実践をしている。乗ったまま進んでいた場合も10m先の停止ポイントで止まっていたのでライド中の落下などは起きない。運営としては人のチェックは必須と考えている。レイジングスピリッツは4人のオペレーターの確認の上で発信が必要だが、今回それがうまくいっていなかった。安全教育とともに、ハード側の研究開発して改良を加えたい。(菊池執行役員)
感想:質問以上の回答。ライド側の改修は早期に実現してほしいです。
質問2:ZEDの事業終了ついて説明が少ない。単純計算となってしまうが倍配当ができる損失額。OLCとして終了の原因をどう捉えているのか。柴取締役の責任は?
回答2:TDRに劇場型のエンターテイメントを定着させたい、という目標だったが目標に至らなかった。見通しが甘かった。申し訳ない。ZEDは12年のロングランとして団体客を主に見込んだ計画をしていた。しかしシルク・ド・ソレイユの演目が決まるまで予定より時間がかかり、営業活動を開始するのが遅くなってしまった。が、その後数字を伸ばしつつ、また、TDRとZED両方を楽しむニーズが大きいことに気付き施策を行い効果が出ていた。しかし震災により団体客のキャンセルが大きく出た上、公演再開した後も集客が一層厳しいものになったため。終了するに至った。アンフィシアターについては採算が取れると考えている。(柴代表取締役)
TDRに劇場型のエンターテイメントが必要と考え私も承認した。この事業は糧としていくのでご理解をお願いしたい。(上西代表取締役)
感想:ZEDは公演時刻などが無理すぎたと思うので細かな改善をもっとスピーディーにやってればと思いますが...。震災となると...。わざわざ上西社長もコメント追記するしまあ重く受け止めてはいるのかな、という印象。アンフィシアターが大丈夫、というのはクラブイクスピアリを考えても正直ホントか...、というところなので次回聞きたいです。
質問3:パーク内を全面禁煙にしてほしい。避られない導線に喫煙所の煙が流れてくることがある。キャストの受動喫煙のリスクも減る。やれるならTDRだけ。ミッキーもそう思うよね?→ミッキーのモノマネ
回答3:喫煙されるゲストはまだ多い。タバコを吸う方も吸わない方もどちらも楽しんでもらいたい。各パーク1箇所完全分煙の閉鎖型の喫煙所を設けていて、利用状況を調査している。今後数箇所そういったかたちのものを作ることを計画している。また主要な導線からはなるべく外すよう改善していく。(田丸常務執行役員)
感想:室内型のを増やすのは嬉しい。ミッキーのモノマネはオタトークぽくなってしまいどうかと思いました。そんな上手くもなかったので...。ビックリするくらい上手かったらまた違うかも。
質問4:初めて出席しました。いつも神社にお参りしています。お年寄りを大事にしましょう。経済新聞で...。(以下略、その後、元の席に)
感想4:会話が噛み合わなかった方。どうやって株式を購入することになったんだろう...。
質問5:東京ディズニーシー10周年が短かったのは残念、なぜ1年やらないのか。
回答5:震災の影響のため。アニバーサリーイベントとして4月から1年の予定だったが、震災がありパークの運営がいつ再開できるかわからない、という状況で準備を進めることになった。そのため開始を延期し、半年という期間になった。イベント開始を後ろ倒しするのは初めてのことでした。(砂山代表取締役)
30周年は東京ディズニーリゾートとしてのイベントで1年間の予定です。ご期待ください。(上西代表取締役) 感想:なぜ知らないのか不思議に感じましたが、もしかしたらインターネットが使えない人はTDRファンでも結構いろんじゃ事情がわからないのかもしれない。とはいえ株主なんだし発信されてることとをここで聞くのは場違いであることには変わらないですが...。
質問6:先日土曜にスターライトパスポートで入園した、仕事の都合で夕方頃。アトラクションの待ち時間が軒並み長くファストパスも発券終了していた。センター・オブ・ジ・アースは21時でスタンバイの案内を終了していた。翌日曜も12時頃にはファストパスが発券終了していた。スターライトのお客が楽しめるのは朝から来ているお客の半分にもならない。このシステムはどう考えているのか、改善できないのか?
回答6:ファストパスは待ち時間を有効に使ってもらえるよう提供しているが、そういった欠点があることは把握している。ファストパスの発券割合は混雑に応じて調節し、ファストパスで利用を使い切らないように調節している。今後もそれがうまく行えるよう調節を加えていく。(田丸常務執行役員)
感想:質問以上の回答で質問に脱力したもののなんとなく納得感が発生。スタンバイといった単語が出るくらいだからある程度はパークに来てるだろうにもう少しうまい質問があると思います。
質問7:ディズニー・バケーションクラブの会員になっている。世界のディズニー・バケーションクラブの会員に対し、TDRに集客するような連携は今後行っていくのか?
回答7:ディズニー・バケーションクラブはディズニー社直営で働きかけができる立場になく現在その予定はない。ディズニー社からの要請があれば検討する。(横田常務執行役員)
感想:意外な回答。頑張りたい、という姿勢すら見えないので、DVCは結構悩みの種になってそう。ディズニーブランド施設であれだけスペースを提供している一方で、この回答ならディズニー側からはすごい条件をゴリ押しされてたりして。面白い質問でした。
質問8:先日パークで子供が身長制限クリアのリストバンドをもらい大変喜んだ。が、実はその前のアトラクションでは普通に案内されたので子供がショックを受けた。問題ある対応ではなかったのだが、+αの対応に個人差があるので教育を考えてほしい。
回答8:キャスト教育としてはいろいろな媒体や各職場の朝礼で正しい情報を常に伝えるよう努力している。また入社、配属、スキルに応じた研修を行っている。これに加えて相手の立場に立ったもてなしについて一層考えていく。(永嶋執行役員)
感想:キツいけど子供の教育をパークに丸投げしててモンスターゲスト一歩手前だなと感じました。お客様相談室案件というよりも父親母親セラピーが必要なのでは。とはいえマジカルモーメント的な広報・広告は少なくないのでそれを当然として求めるゲストは増えているんでしょう。
質問9:配当金について 以前の計画では110円だったが今年も含め3年100円になっている。株主還元重視と言っているが、これについて説明がない。今年は最高益でもあるのに。
回答9:前回の計画で目安を35%としていたが、現在の中期計画で配当と投資などバランスを考え100円とした。(上西代表取締役)
感想:景気がいいなら増配してよという気持ちはわかります。以前謳ったわけですし。
質問10:今年はカウントダウンパレードは開催しますか?
回答10:昨年より大きく内容を変更した。毎年、城前での押し合い、走りこみが発生していた。抑制策を試みたがうまくいっていなかった。安全性のため、多くのゲストに「素のパーク」を楽しんでもらうように形態を変更した。詳細は未定だが2、3年は続けないとどうなっていくかはわからない。パレードはもうやらないと決まってはいないが安全・安心を心がけていく。(砂山代表取締役)
感想:質問以上の回答。2011年末のは売上アップ&コストダウンだったでしょうから、安全性という大義名分も加わると復活は難しそう。カウントダウンでしかできないこともあるので、安全性が大幅にアップしつつ開催できるときをいつか。
質問11:ミラコスタのテラスルームはダブルベッドだけなんですが、ツインベッドも用意してほしいです。検討してくれませんか?
回答11:計画はありません。(高野執行役員)
感想:今回のワースト質問、というか要望。質問が限られていてなか時間の無駄なので手紙でも出せばいいのに。
質問12:少子高齢化が進むとお客自体がいなくなっていくが、長期計画について考えがあれば聞かせてほしい。
回答12:大きく2つの取り組みをしている。1つ目はファン層の拡大。首都圏はともかく遠方にはTDRに訪れたことのない方がまだいるので、その方面の集客を強化する。また海外について観光庁もでき強化する。震災で一旦この流れが止まってしまったが、徐々に戻しつつある。2つ目はリピート回数の増加、1年に何度か訪れても楽しんでいただけるよう取り組んでいる。以上の取り組みでまだまだ伸ばせると考えている。(柴代表取締役)
感想:質問者は超長期での展望を聞きたかったんでしょうからだいぶズレ。それを考える前にもっと伸ばすってことでしょうか。でもリピーター率がもう二段階くらい上がると運営の方向を変えないといけなくなると思います...。
質問13:コンプライアンスについての取り組み、反社会的勢力への対応について。
回答13:法令遵守は当然のこと、抽象的にならないよう、具体化したガイドライン・行動指針・規範を徹底できるよう集合教育・イントラ教育を行っている。取引先には契約時に反社会的勢力と関係がないことを誓う誓約書を求めている。(鈴木常務執行役員)
感想:ちゃんとしてる感。
質問14:屋外エンターテイメントが悪天候で中止になる際、5分前に行われることがある。キャストは可能性を案内しているが、それでも喪失感がある。もっと早く決定してくれれば時間を有効に使える。
回答14:エンターテイメントは極力公演することを考えている。一度中止の判断を下すと、やっぱりやる、ということができない。案内はより強化する。30周年では多少の雨でも実施できる、雨に強いプログラムを開発している。(田丸取締役)
感想:あれな質問に十分以上の回答。技術の進歩でやれることはやってる印象。むしろゲリラ豪雨で決行して...の方が増えていきそうです。
質問15:自家発電について30億をかけて7割をまかなうと以前に発表したが、現在の進捗を教えてほしい。
回答15:昨年導入した発電機でテーマパークの70%分を発電する能力がある。現在は節電すれば大丈夫な状況なので使っていない。夏場のピーク時に利用する予定。(菊池執行役員)
感想:今年も使わずいけそうな気もしますが、1年以上使わないといざというとき不安なのでテストも兼ねて使っておいてほしいですね。
質問16:シンデレラ城でのウェディングについてその後の状況を教えてほしい。参列者以外のパークのゲストが楽しめるようになるのか。
回答16:詳細は差し控えさせていただきます。(高野執行役員)
感想:埋まったなら埋まったと言いそうなものですがどうなんでしょうか。でも聞くならどのくらい利益が見込めて今後もやるのかを質問してほしい。
質問17:借入金の状況にある合同会社RMサービスの500億というのはなにか。利率は?
回答17:震災に対応したものでパークが運営できない際の運転資金になる。通常時は定期預金のようなもので期間が60年と長期、返済の選択肢が複数ある。その分、煩雑な手続きが発生するのでそれを専門に行う会社として作ったのがRMサービス。(高橋執行役員)
利率は3ヶ月(一部聞き取れず)0.75で一般と照らし合わせても妥当な率と考えている。(上西代表取締役)
感想:詳しいプレスリリースも出ているのに...(利率も載ってます)。
質問18:30周年でキャッスルショーはやりますか?
回答18:目玉はデイパレード。またスター・ツアーズのリニューアルもある。キャッスルショーを年間で行うかは未定、一部期間にやるかもしれない。(砂山代表取締役)
感想:通年のはなさそう。あっても季節もののようですね。

よろしくない質問だと会場の雰囲気がなんとなく悪くなるwので、回答が妙に良かったりすると思いました。あと年の功というかちゃんとしてる感を感じます。実際会場にいると思ったよりまともな質疑応答と思ったんですが、書き起こしてみるとそんなにまともじゃないという...。偶然なんでしょうけど回答者がバラけてるような質問の構成になったのは不思議。

質問したかったんですが当たりませんでした。次回はかぶりつきか2階席(競争率が低い)が狙い目と思ってます。聞きたかったのは

  • アンフィシアターがペイする稼働率、現在の申し込み状況。クラブイクスピアリとの連携。
  • キャンプネポス3階やNKホールの利用計画はないのか。
  • ユニベアシティはダッフィーの利益を損ねてるのでは。
  • アンフィシアターがペイする稼働率、現在の申し込み状況。
  • 北口の本社棟の計画はどうなったか。
  • WDJとの連動が増えてきているが利益になっているのか。

来年聞きたいのは「株主総会の質疑応答がお客様相談室のようになっている。どう考えているか。対策しないのか。」ですかね。




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