東京ディズニーリゾート内で販売された商品「ミニカップケーキ」のうち、「2004年9月7日から9月19日まで」の期間に販売されたもの(賞味期限が10月18日、19日のもの)1600個にカビが生えているものがあるため商品回収となります。詳しくはオフィシャルホームページを。
焼いた後に冷ます方法を間違えて水分が残り、カビや酵母が付着したという。(日経新聞記事より引用)
「食べても健康に影響はない」とのことですが、どんなカビなのかを説明した方がゲストのためになるのでは…。
さて、dstyleのkyokuchoさんが「TDRに限らず、商品回収というものは実際どのくらい行われているのか」という興味深い提起をして下さったので探してみました。各企業のページには残ってない、ということだったので公的機関を中心にスタート。厚生労働省、農林水産省、内閣府食品安全委員会、社団法人食品衛生協会、そして辿り着いたのが国民生活センター!(スタートする検索語がよくなかったか、遠回りした感あり)。
結果から言うと本年度(2004年度)の食品に限定すると今日の時点で73件ありました。単純計算で毎週2件以上、この数字をどう見るか…。表記漏れや想定外の原材料混入など理由はいろいろですが、有名メーカーだと多い時には年2,3件位あったり。アレルギー物質の表示に関わるものは厚生労働省で2003年度のまとめページを見つけました。メーカー各社はログが残らないのが普通みたいなので、こういう時には頼りになりますよ、国。余談ですが、「電子政府の総合窓口」では全府庁の文書が横断検索できていい感じです(情報がありすぎて検索語は工夫する必要がありますが)。